スキムボードって?
スキムとは、砂浜から波が引く際に出来る厚さ1cmほどの薄い水の膜のことを指します。
スキムボードとは、木製、またはフォーム製のボードをこのスキムに投げ、自分もその上に飛び乗り、数十メートルを滑走していく遊びです。
うまくなれば砂浜から滑ってそのまま海に出て、波にボードを当てて帰ってくることが出来るようになります。サーフィンのように波に乗ったり、スケボーやスノボーのようにジャンプ&トリックをすることも可能です。
スキムボードってなに?って方は…実施の動画を見て下さい。百聞は一見に如かず、です。
大人になると、海に行ってもやることがありません。浮き輪に乗って浮かぶのもリラックス出来ますが、すぐに飽きてしまいます。かといってサーフィンを始めるにはそれなりの準備と体力が必要です。
スキムボードの素晴らしいところは、誰でも、カナヅチでも、すぐに始められるその手軽さにあり、そして、海に向かってテイクオフして行くところにあると思います。
サーフィンで波待ちしている時に見えるものは道路や建物ですが、スキムで波を待つ時には打ち寄せる波と、遠く水平線の彼方を眺めることが出来ます。
何百メートルもつづくスキムを滑走する喜びを、多くの方に知っていただければ幸いです。
スキムボード公式ルール
[周囲への安全配慮] |
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シーズン中の海水浴場や混雑しているビーチでは行わない。 |
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自分がテイクオフする方向に人がいたら、転んでボードを飛ばしてしまう危険性があるので絶対にテイクオフしない。 |
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近くにサーファー、ボディボーダーのいないところで行う。万が一そのような場所で行う場合は、ボードを飛ばしても安全な距離を確保し、彼らがテイクオフしようとしていたり、沖から乗り継いできた何には絶対にテイクオフしない。 | |
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[自己及びポイントの安全確認] |
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石、砂浜、カレント(離岸流)などビーチの情報を事前に確認すること。 |
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十分に準備運動を行う。 |
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波が大きい時など自分にとって無理なコンディションでは入らない。レベルに合ったビーチ、波を選択すること。 | |
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[ライディングの優先権] |
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走り出す前に必ず周囲を確認すること。 |
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優先権は先に走り出した人にある。 |
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同時テイクオフは極力避ける。同時テイクオフになってしまった場合、前方を走っている人が優先される。後方の人は必ず止まること。 |
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自分が先に走り出したにもかかわらず、他にテイクオフしようとしている人がいたら声をかけて知らせる。声をかけられた人は即座にスタートを中止すること。 |
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クロスした形でテイクオフするボーダーを認めた場合は、優先権の如何にかかわらず即座にライディングを中止すること。 |
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他の人の危険を察知した場合は大声で危険を知らせる。 | | |
スキムボード競技規則
1)
安全の為にフリップ系の技(ループもはいる)は禁止し、採点対象外とする |
2) テイクオフライン |
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無秩序なテイクオフを防止するとともに各選手の優先権を明確にし、安全かつ秩序を保ちながら競技運営を行う為テイクオフラインを設置する。選手は以下に記す規則に従ってこのラインからスタートし、ライディングを終えたら再びテイクオフラインに戻って待機する。 |
@待機時と移動について |
選手はテイクオフライン上で待機する事。波を選んで移動する時にはラインを離れても構わないが、ラインを切ってライン前後で移動してはいけない。ライン後方で移動すること。 |
Aテイクオフの中止 |
テイクオフラインを一度切ったら直ちにテイクオフしなくてはならない。ラインを切ったにもかかわらずテイクオフを中止する場合は、速やかにテイクオフラインに戻り再び待機する。 |
Bライディング終了時 |
ライディングを終えたら速やかにテイクオフラインに戻る。テイクオフラインに戻らずに再びテイクオフしてもその試技はカウントしない。 |
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3)
ライディングの優先権と回避義務 |
ライディングについて |
@ライディングの優先権 |
先にテイクオフラインを切った選手にライディングの優先権が生じる。他の選手は優先権を持っている選手の妨害をしてはならない。 |
A同時スタートの場合 |
同時にスタートを切った場合、自分より前にいる選手を優先させ、安全な距離をとってライディングする事。安全な距離を保てない時には後方にいる選手はテイクオフ、またはライディングを中止する。 |
B後からのテイクオフ |
優先権を持っている選手を妨害せずまた安全な距離を保てる場合は、優先権を持った選手に続いてテイクオフしても構わない。 |
Cライディングラインがクロスする場合 |
お互いに反対方向から同時にテイクオフし、ライディングのラインがクロスしそうになった場合、両選手は直ちにテイクオフまたはライディングを止めなければならない。 |
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4) ペナルティー |
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危険なライディング、優先権の妨害、インターフェアー(妨害)各々1回につき合計得点にカウントするベストライディングの内、最低得点のライディングを加算しない。 | | |
スキムボード得点基準
■技の完成度 |
技はその完成度によって得点に幅がある。
スキムボーディングの基本型は、リッピングをしてから岸までライディングして戻ってくることにある。厳密にいうとボードの動きが止まったときにライディングが完結するので、ボードが動いているうちに降りた場合はライディングは完成したとはいえない。
ただし、止まりそうなボードにいつまでも乗っていることは実際上無意味なので、完全に技をメイクした場合は岸までライディングしてくる途中でボードから降りても採点に影響しない。 | |
■技のコントロール |
コントロールされていない場合はその技は評価しない。
例)ターンを最後まで切り上げることが出来ずにレールが抜けてスピンした場合と、きっちりコントロールしてスピンせずにまっすぐ岸まで帰ってきた場合では後者が高得点となる。但し、コースターなど一発系の当て込み技に関しては、まぐれや偶然出来たとしてもそのまま評価する。 |
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■フロンとサイドの技に関して
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フロントサイドの技はバックサイドの同じ技よりプラスアルファ高く評価する。 | |
■エアリアルの扱い |
完全にボードが水面から離れ、なおかつ岸までライディングして戻ってきたものをエアリアルとする。完成度、高さによって得点の幅は大きい。波の向こう側に行ってしまう技はエアリアルとは一線を画しジャンピングとして扱い得点は高くない。 | |
■スケート系の扱い |
リッピングの前後に行う技は高く評価するが、フラットな面で行う場合は得点は高くない。 | |
■コンビネーション |
各々の技の完成度などを考慮して総合的に評価する。 | |
■ライディング終了間際の技の評価
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コンビネーションとは見なさずに若干の加算とする。ほとんど止まりかけている時の技は評価しない。 | |
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POINT DIAGRAM |
大会における得点の早見表 |
上記はあくまで技が完成した時の得点の目安であり、技の完成度、スピード、迫力などによって得点は若干上下する。 | |
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太東〜勝浦周辺までのスキムボードゲレンデを紹介します。 ■太東〜岬周辺 ショアブレイクポイント■
■太東SB(ショアブレイクポイント)1・2
1:海岸沿いの道から下に広がる小さなビーチです。貴賓館っていうピンクのマンションの前のポイントです。小さなビーチですが、気合の入ったショアブレイクがきます。満潮時は掘れない波が多いですが、干潮〜上げにかけて、きれいに掘れてラップ入りまくりですよ。
東京スペシャルスキムボードの方たちがよく遊んでいますね。
2:ワイルドキッズキャンプ場入り口前のビーチで、走るスペースがとても少ない浜です。
やはり、干潮時〜がよく、満潮時は砂浜がなくなってしまいます。ドン深で海流も早いので、注意ください。
岩が多く、板を割らないように気をつけて!
■夷隅川北ポイント
僕も良く行くポイントで、広いビーチです。砂浜が締まっていないことも多く、走りづらいですが、波は良いです。300メートル以上続くビーチで、どこかでショアブレイクがありますが、外海から直接のWAVEが入りますので、初心者〜初級者は入らないほうが良いですね。海流が早いですから。
波質は、ダンパー気味〜パーフェクトブレイクまで様々です。
■大原:岩船〜御宿周辺ショアブレイクポイント■
■岩船ポイント
サーファーの間でも有名なポイントですね。きれいなショアブレイクが入ります。
海岸から駐車中のクルマが見えないので、車上荒らしが多発しています。注意してください。
潮中が良い。砂の状況がよく変わるので、チェックを怠らないように。
■ホモビーチ
本当にホモが多い海岸です。池のほとりから歩いて行くのですが、遠いです。隠れスポットなのでホモだらけなんですね。ある意味気をつけましょう。男だらけのヌーディストビーチですから…ホントやめてくれ!
オーバーヘッドショアブレイクも入る、キングスポットです。干潮時が良い。
■海洋生物研究所ポイント
ドン深のショアブレイクスポットです。岩船に続いて、スキムボーダーの間ではメジャーなポイントですね。岩が多いのでボードクラッシュに注意してください。崖の下ですので、落石が発生するときがあります。
…軽自動車ぐらいの岩が落ちてきたときがあります…怖かった!
なので、僕はこのポイントにはそんなに出没しません。
干潮時〜干潮気味が良い。
■岩和田〜御宿ビーチポイント
フラットランドスキムゲレンデ。初心者・講習向き。丸ボードに最適です。僕は、たま〜に丸ボードで出没します。ウッドボードがなぜか楽しいフラットビーチです。
■部原ショアブレイクポイント■
僕のホームゲレンデです。大抵ココに出没しますよ。
■クソ下P
昔、し尿処理場があったので…
砂のつき方によっては、きれいなショアブレイクが立ちます。
潮中〜満潮
■部原正面:オカノハマP
地元の人は、オカンハマと呼びます。コンスタントにサーフィンできるポイントで、クイックシルバープロやマルイプロも行われていました。インサイド〜ショアへも波が来るので、遊べるポイントです。
リーフブレイクです。ボードクラッシュに注意しましょう。
砂のつき方と潮によって、きれいなショアブレイクが立ちますよ。
潮中〜満潮
■オバチャンP
ダンパー気味。…あなどるなかれ…砂のつき方によっては、ビッグサイズのショアブレイクが発生。
とても楽しいポイントとなります。
潮中〜満潮
■新官P
部原の港の北側、新官と呼ぶと地元のおじさんから怒られる?「ココは、新官(シンガ)じゃねぇ」ってさ。
僕がいっつも入っているポイント。大好きな波質です。砂のつき方によっては、ヘッドサイズのショアブレイクも発生します。リーフで、砂の付き方が著しく変化します。2〜3日前まで良くても、いきなり砂がなくなることも多々あり。ボードクラッシュに注意!
潮中〜満潮にかけて…。
以降は、作成途中…ってことで!
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